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特集:人は人の中で生き直すことができる
We224号(2020年2/3月号)

特集は、日本の刑務所で唯一取り組まれている、語り合いを主とした更生プログラム(TCユニット)を取材した映画「プリズン・サークル」を完成させた坂上香監督のお話。映画を観ながら、人は人の中で傷つき絶望するけれど、人の中でしか生き直すことができないということに改めて気づき、特集タイトルに。

特集2本目は、砂川秀樹さんに性的マイノリティやカミングアウトをテーマにお話を聞きました。「カミングアウトされ時、あなたならどうする?」という問いかけから、〈様々な人たちが生きやすい社会〉について考えました。

表紙の絵は、八代和也さん(社会福祉法人グリーン/横浜市青葉区)の作品(一部)です。障がいのある方たちのつくるアート作品を見てもらえる機会をもっと増やしたい、とスペースナナで開催された「ココロはずむアート展」に出品されました。

*斉藤道雄さんの連載「浦河ひがし町診療所物語」は残念ながら今回で終了です。
*次号からは、水俣のWeフォーラムでお世話になった、水俣病センター相思社の永野三智さんの新連載「水俣を生きるということ…水俣患者相談窓口の日々(仮題)」が始まります。どうぞお楽しみに。

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【目次】

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【インタビュー】坂上 香さん
言葉を、感情を、人生を取り戻していく
ードキュメンタリー映画「プリズン・サークル」



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【お話】砂川 秀樹さん
身近な人からカミングアウトされたら


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【連載】
  • 浦河ひがし町診療所物語 【24】(最終回) 子育てという仕事 斉藤 道雄
  • 沖縄テーゲー日記(10)当たり前が当たり前でないこと 日塔 マキ
  • Project WOMEN(9)陳 天璽さん 大藪 順子
  • リレーエッセイ 手間隙工夫をたのしもう【14】有友 愛子
  • 授業実践 風がかわる 匂いがかわる【23】「旅のことばカード」を使って対話しよう 浅井 由利子
  • オホーツクの潮風荒く 江口 凡太郎
  • 「公立中学校」でしなやかに生きること(47)半径数メートルに届け続ける仕事をしようと思う 石川 晋
  • 八十路雑感【2】犬の死に想う 向井 承子
  • お金リテラシー入門~お金にふりまわされないものの見方・考え方(35)雇用の保証なのか、所得の保証なのか 白崎 一裕
  • ミステリー案内~ひと持ち、本持ち、こころ持ち(36)『1793』 稲塚 由美子
  • リレーエッセイ マザーズジャケットの魔法(36)中畝 治子
  • あそびの生まれる場所(7)音楽cafe 西川 正
  • ジソウのお仕事(66)2か月前の宿題 青山 さくら
  • 「支援をしない」と言いながら「支援」を考えてみる(9)年末年始のひとのま 宮田 隼
  • ケの話(2)掃除からはじめよう 坂本 菜の花
  • 新・同時代の男性学(30)同意のない性行為はすべて犯罪-という社会へ 沼崎 一郎
  • おすすめ映画情報『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』 菅井 ゆきえ


●読者のひろば
●編集後記

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